

去年11月に受けたのが去年の同時期より30点も下がって悔しかったので、もう1回受けてみたのだ。
さて、結果は・・・
990点!
いきなりの満点、逆転大ホームラーン

今までで一番集中できたし、やっとReadingセクションが最後まで解けたので、手ごたえはあったけど、満点には正直びっくり。
予想以上です。
今後も精進しよう。ぐふふ


積もってはないけど、時々ば~っと降ります。
次の瞬間、青空だったりします。
夜は-2、3度ぐらいになってます。
さ、寒い・・・冬に逆戻りした感じ。
日本も最近寒波が襲ってたみたいだし、あったかくなったな~と思うとやってくるよね、こんな寒波が。
雪の降る中、今日はリーズ駅から一駅のBramleyというところまで行ってきた。一応リーズ市内。クラスメートのGra*meの紹介で、Youth Bankという若者のボランティア組織のローカルグループで活動している若者の話を聞くことになったのだ。
Bramley駅でGra*meと待ち合わせ。クラスメートといっても、ず~っと年上でコミュニティーサービスの経験豊富でとてもレベルが違うのですが・・・
Youth Bank(http://
イギリスだけでなく、他のヨーロッパ諸国やインド、バングラディシュにもあるそうである。
今日話をしたのは、14歳と16歳の男の子だったけど、2人とも自分の活動に誇りを持って、コミュニティーの課題を真剣に考え、とても堂々と話をしてくれて、すご~く感心した。
お金を扱うということは、非常に責任感を問われることである。私の以前の仕事も助成金を扱っていたので、そのお金がどう使われるのか、プロジェクトが本当に地域のために役立つのかといったことを判断する時のジレンマ、議論についてよく分かった。
ある程度大人がモニターするのかと思いきや、助成についての議論の際、大人は参加できないとのこと。これには驚いた。
子ども・若者の参画とエンパワーメント、Sense of belonging(所属意識とでも訳すのかな?)について論文を書こうと思っているので、今日の2人の若者の話はとても興味深かった。
2人ともYouth Bankの活動を通して、地域への所属意識が養われたことはもちろんだけど、他の地域のYouth Bankで活動している若者と交流したり、会議に出席したりすることでもっと広い地域(ヨークシャーとかイギリスとか)への所属意識も持ち始めたというのは聞いていて面白かった。
インタビューのあとはGra*meのお宅訪問。
かわいい2人の息子がお出迎えしてくれた。
手作りピザとケーキをご馳走になる。
いつもはクラスで鋭い質問で先生に突っ込んでいるGra*meも今日はパパの顔だったな~(^^)


(ブラッド・ダイヤモンド:日本ではゴールデンウィークごろ公開予定らしい)
西アフリカの国シエラレオネで繰り広げられる、ダイヤを取り巻く金と争いの物語。シエラレオネではダイヤの利益で活動する反政府組織、少年兵士、虐殺、殺戮、採掘場での過酷な労働、一方先進国で売られる眩いダイヤとその売買で多額な利益を得る企業。
考えさせられます。もうダイヤ買えない・・・って感じです。
村を襲い、人々を虐殺していく反政府組織と少年兵のシーンがあるんだけど、11月にあったリーズフィルムフェスティバルでシエラレオネの内戦の様子を撮ったドキュメンタリーフィルムを見た友達が言うには、映画(Blood Diamond)と全く同じように殺戮がおこなわれていたとのこと。
同じ地球に住んでいながら、別の場所ではこんな悲惨な状況があるのかと思うとぞっとする。何とかしなければ。
こういった南の国の現状が自分の生活と関係ないということは全くなく、むしろ強くつながっている。私たちが買うコーヒーや紅茶、野菜や果物、チョコレート、ダイヤなどの貴金属などなどと過酷な労働、搾取、南の人々の貧困。チョコ1枚の値段のうち、労働者にいく賃金はほんの数パーセントしかなく、ほとんどの利益は中間業者や企業が得ていたりする。私たちの消費生活が南北格差の拡大に一役買っているのだ。
貧困をなくし持続可能な社会作りを目的とした公正な貿易をフェアトレードといって、イギリスではフェアトレード商品がかなり普通に流通している。チャリティーショップとかオーガニックショップだけでなくスーパーにも必ずある。日本ではフェアトレード商品はかなり高かったりするのだが、イギリスでは流通量が多いためか値段もお手ごろである。学校でもフェアトレードについて習うし、意識は日本より高い。
さて、みなさんもなにか商品を買うときはそれがどんな人によって作られ、どんなルートで来たか時々考えてみるのはどう?


今日はリーズ市内の小学校に視察に行ってきた。
教育学部の行事の一つで、基本的に留学生は全員が4~5人のグループに分かれて、学校訪問をすることになっている。リーズ市内やハロゲイトなどの近郊の町の小学校にバスで行った。
私は、ブルネイ、メキシコ、ギリシャの留学生たちと、とある小学校を訪問。イギリスの学校システムはちょっと複雑なのだが、小学校は子どもが5歳になる歳から始まるので、みんな4歳から学校に行っている。
Year 1(4~5歳)のクラスを見せてもらったけど、学校というよりは幼稚園という感じ。このころは遊びながらいろいろなことを学んでいくという段階のようだ。でも、小さいときから学校が始まるということは、小さいときから競争や挫折感とかを味わうことになるので良くないという議論があるらしい。
この日は、方向について学ぶということで、ハチの背中の矢印ボタンを押して「GO」のボタンを押すと、その指示通りに動くというなかなかハイテクなおもちゃを使って、「四角になるように動かしてみよう!」ということをやっていた。一通り動かしたら、どう動かしたら四角になったか、紙に記録する。このころは特にきちんとしたひとつの答えを求めるのではなく、指示を聞いて自分のやったことを記録してみるというプロセスのほうを重要視しているとのことだった。
クリスチャンの学校なので休憩前に広い部屋に集まって、キリストの教えなどを聞いたりする時間がある。高学年の時間に、私たち訪問者の紹介があり、自分たちの国について少しだけ説明したり、児童から質問を受けるという時間があった。そんなの予想してなかったからドキドキ~!
「日本の有名な川は何ですか」とかいう質問があって、「ええっ!そんなのあるんか?」とおもって答えられずにいたら、校長先生がうまくごまかしてくれた。あと、「どんなアルファベットを使っているか」という質問もあったので、「あいうえお・・・・」と答えたかな。
高学年でも、みんなきちんと先生のいうことを聞いていて、あんまりひねた子はいなかったな。
教室に行って、少し授業に参加したりもした。教室には大体20人ぐらい児童がいて、スペリングのテストを最初にしたのだが、すでに能力別にクラス分けをするようになっていて、それにはちょっと驚いた。英語、算数といった能力に差が出る科目は、能力別のクラス編成になっているらしい。
給食も食べさせてもらった。給食は広い講堂のようなところで、みんなで一緒に食べる。でも、日本みたいに一斉に「いただきます」をして食べ始めるのではなく、子どもたちが適当にやってきて、好きなときに好きな席で食べている。また、低学年と高学年で時間差になっているようだ。お弁当を持ってきている子もいれば、給食を食べている子もいる。
バイキング形式で、私はチキンリゾットと、ゆでたミックスベジタブルと、サラダと、パンと、アップルパイのカスタードクリーム添え。
教室は所狭しといろいろなものが飾られてあり、特に小さい学年の教室はままごとができるような一角も用意してある。あと、他の宗教や他の国の文化も学べるような展示もしてある。特に来週ぐらいからインターナショナルウィークのようなものが始まり、毎日のほうにいろいろな国にルーツのある人たちがゲストでやってくるらしい。
Kotoというところが琵琶だったり、Japanese Foodのところで箸が茶碗の上に乗ってたり(これって、ほんとは行儀がよくないんじゃなかったっけ?)、Martial Arts(武術)がどうもカンフーっぽかったりと、突っ込みいれたいところも多少あるけど・・・
帰りにバスが故障して、代わりのバスが車で待たされたりしたけど、とてもいい経験ができてかなり満足な1日だった。