

ロンドンの物価は高い。
どうやら現在、世界で一番物価の高い都市らしい。
貧乏学生の身としては、とてもつらいのである。
1.外食が高い
たいていの飲食店でちゃんとご飯を食べようと思ったら、5ポンド(1ポンド=225円ぐらい)で収まることはまずない。たいてい10ポンドはするのである。ケバブとか5ポンドぐらいでOKかもしれないけど。1000円以内でおなかいっぱいの定食とかはまずありえない
ロンドンには Yo! Sushi という回転寿司チェーン店があるんだけど、一番安くて一皿1.50ポンド、300円以上する。日本の3倍する。絶対食べに行かないと思う。
というわけで、私は自炊&お弁当で乗り切っている。正直なところ食材もかなり高いけど、外食よりは全然安いし。
2.文房具が高い
これは本当にむかつくほど高い。イギリスの文房具は6年前と変わらずちっともかわいくない。センスのかけらもない。そして高い。キ~ッッ
例えばA4ダブルリングファイル。日本では100円ショップでもかなりかわいいのが買えるし、500円出せば結構いいのが買えたりする。イギリスでは、安くて1.50ポンドぐらい、大体2.50ポンドするのが普通。
あと、今日はノートがほしいなーと思って見てみたら、日本では120円とかで売ってそうな普通のリングノートが3ポンドとかってありえないぞ、WHSmith (大手の本屋)!
あまりにセンスがない文房具ばかりだから、あしたMujiで買おうかと思っている。
3.鉄道が高い
地下鉄はゾーン制で4.90ポンドでゾーン1&2は乗り放題というのはいいのだが、もし片道1回だけ乗るということになれば3ポンド払わないといけない。オイスターカードというスイカとかイコカみたいなカードがあって、それを使うとかなり安くなるけど、それでも1.50ポンド。オイスターカードはバスでも使えて、それは便利。バスだと1回80ペンス(1ポンド=100ペンス)なので、最近は景色も見えるしバスをよく利用している。ダブルデッカーの2階はやっぱりいい~!
まあ、ロンドンには入館料無料の博物館や美術館がたくさんあるので、その辺はいいんだけどね~。
最近は大学構内でお昼に無料のカレーを売っている(?)人がいて、こないだ初めて利用した。教会か何かの人が出してるみたいなんだけど正体は不明。大英博物館みたいに一応利用はタダだけど、善意の寄付を募っているという感じで、利用する人はみんないくらか箱に入れている。結構おいしいしボリュームもあるので、また今度利用したい。


シチズンシップ教育のメーリングリストに参加しているのだが、今日はロンドンでオフ会があった。シチズンシップ教育という科目がイギリスにあり、日本では公民に近いかもしれない。本場イギリスで学ぶ人が結構いるらしく、シチズンシップのメーリングリストに参加している人は、特に私が通うSOASの隣にある、Institute of Education (通称IoE)で修士やPhd(博士課程)をとっている人が多くいるらしい。
みんな始めての人ばかりだったけど、共通の興味(シチズンシップ教育)があるのでそのことで話がはずむ。皆さん、もう論文を書き終わるころだったり、リサーチの最中だったりして、これから始める私にとっては頼もしい先輩たちという感じ。
これからもつながりを持って、いろいろお勉強させてもらおう!
オフ会メンバーの6人と別れたあと、台湾人クラスメートのテサと一緒にノッティングヒルカーニバルを見に行った。バスでオックスフォードストリートを通ってノッティング・ヒル・ゲートまで到着。すでにすごい人がカーニバル目指して歩いている。カーニバルのパレードが通る道まで何とかたどり着いたけど、とにかく人が多くて見る場所を確保するのが大変。何とか確保して、とにかくそこを動かない。パレードが前を通り過ぎていくので、特に動く必要ないし。
カーニバルは、みんな一糸乱れず踊っているのかと思いきや、結構適当だった。リズムに乗って踊っている人もいれば、食べてる人もいるし、疲れてだるそうに歩いている人もいるし。大音量の音楽の中、かなりセクシーに男女くっついて腰を振って踊っているので、こりゃー教育上子どもにはよろしくないのでは・・・と思うようなこともちらほら。子どものときからこんなダンスを見てたら、感覚違うよな~。
結局2時間半ほどいて、帰宅ラッシュに巻き込まれる前に帰路に着く。
なかなか日本では味わえないなんともいえない雰囲気に、結構楽しんで帰ったのでした。


今日は午前中からお出かけするつもりが、今までの疲れが出たのかいつまでたっても起きられなくて、結局フラットを出たのは12時過ぎてから。
先週あまりに人が並んでて諦めた、自然史博物館(Nature History Museum)に行ってきた。今日も少し並んでた。入館料無料だから、チケットチェックとかあるわけじゃないのに何でそんなに人が並んでいるのかと思ったら、入る前に手荷物チェックがあるかららしい。なんといっても、今は夏休みで子どもを連れた家族連れでいっぱい特に恐竜の展示は大人気で、ここにも長い列ができてた。
博物館の内容は、化石や剥製、鉱物のサンプルなどが哺乳類、鳥類、魚類・・・というふうに展示してあって、進化の過程や、体の仕組みなどの説明がついている。子どもが飽きないように、ちょっとした実験装置やクイズ形式になっていたりして、結構楽しめる。
あと、エコロジーや太陽系の惑星について学べる展示室もある。
子どもたちがしきりに親に「これはなに?」とか「見て見て!こんなの見つけた!」みたいな感じで言ってて、親がそれにいろいろ答える、といった光景があちこちで見られてて、親子連れにはとてもいい博物館のようだ。
しかし、日本の子どもたちってこんなに積極的に質問するかな?
半日ぐらいで全部回れるけど、人が多いのは疲れる。最後に恐竜の化石の展示室に行ったけど、途中満員電車のようになってた。えらい詰まってるな~と思って、ゆっくり進んでいくとT-rex (ティラノサウルス-レックス)の説明があって、「そうか、T-rex」の化石でもあるかな?」と期待してたけど、あったのは化石ではなく等身大の動く模型だった。ちょっとがっかり。ま、それなりに迫力はあるから、写真撮っちゃったけど。


今日は学校の課外授業で、Wetland Centre(ウェットランドセンター)というところに行った。
水辺の生物や鳥、生態系の保護、観察、重要性を人々に教えるといった目的のあるセンターで、ロンドン郊外にある。電車とバスで1時間もしないぐらいのところ。
印象では、米子の水鳥公園をもっときちんと目的を持って整備したような感じかなあ?
先生の話では雨が降るかも、ということだったけど、なんと快晴!イギリスに来てからわりと天気に恵まれているので、私の雨女の汚名は返上か?!
Wetland Centre、普通の旅行ガイドブックには載っていないけど、結構お勧めである。自然や自然保護、野草、野生動物が好きな人にはいいと思う。
ボランティアガイドの人がたくさんいて、センターのことや鳥、植物などについて説明してくれる。(もちろん英語でだけど) ガイドの人は、とにかくロンドン市街からほんのちょっと行ったところに、人工的なものではあるけど野性の水辺の環境を再現して、観察できる場所があるということをとても誇りに思っているようだった。
そう、Wetland Centreは、もともとコンクリートで固められた大きな貯水池だったところを、コンクリートを壊して草木を植えてつくった人工的な湿地帯なのである。なので、かなり管理されたものなのだけど、野生の鳥や虫、小動物とかが住み着いてて、いつでも観察できるようになっているのである。
センターの創始者というのがいるわけだけど、地位やお金がある人がこういうところをつくってしまうところが、とてもイギリスらしい感じがする。


イギリスに来てから、めちゃめちゃ規則正しい生活をしている。家では、朝10時にならないと起きれなかったのに、こっちに来てから早起きになった。学校は10時からなので、平日は8時に起きてPodcastを聞きながら身支度をして、キッチンでお弁当作って、朝ごはんを食べる。9時半に家を出て学校まで約20分歩く。
週末はどうなるか分からないけど、土曜日は自然史博物館に行こうと思っているので、9時半には家を出たいところ。となると、いつもと変わらないじゃん。
なんといっても、テレビがないし特に部屋で一人ですることもないから、早く寝ちゃうんだな。だから早く起きれるんだな。宿題があるときは12時過ぎることもあるけど、たいてい1時までには寝てしまう。健康的な生活だ~。
今日は学校が終わってから、コヴェントガーデンの方jまで歩いていった。傘をなくしたので、傘を買う。いつ雨が降ってくるか分からないので、折り畳み傘は必需品。12ポンドはちょっと高いなあ。コヴェントガーデンは観光客だらけだった。マーケットになにかあるかなと思ったけど、結局観光客目当てのお土産とか高い値段で買わされるだけだと思って、中を見るのは止めた。
イギリスに来てしまったので、もうひとつのブログ「イギリス留学への道」をどうしようかと思ったけど、そっちは学校生活のことを書くことにしたので、そっちもチェックしてみてね。


今まで使っていたドリコムブログが、イギリスに来てから使えなくなってしまったので、別のところに乗り換えることにした。
記事を書こうと思って新規作成とかをクリックするとエラーが出るのだ。それでは書きたくても書けないじゃん。
イギリスに来たことだし、新たな気持ちで書くことにしよう。
とりあえず、ご報告まで。