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2006/10/21 (Sat)

今日は午前の授業が終わってから、シチズンシップ教育のメーリングリストで知り合ったリーズ在住の日本人Yukoさんと一緒に、アンさんというイギリス人のお家に行った。

Yukoさんとの出会いについて少し説明。Yukoさんとは先週初めてお会いした。メーリングリストで「今リーズ大学でシチズンシップ教育について勉強している」というようなことを書いたら、それを読んだYukoさんからメールをいただきお会いしたというわけ。
去年リーズ大学で翻訳の勉強をされていたそうで、もうすぐイギリス人男性と婚約しているので、イギリス永住の予定らしい。毎月1回リーズやその近郊に住む日本人と日本語を話したいイギリス人の集まりがあって、先週そこに誘われて行ってみた。結婚してリーズに住んでいる人やそのだんなさんや奥さん、日本でALTをしていた人、日本語を勉強している人などなど、リーズ大の学生以外の人ばかりでかなり面白い出会いだった。

さて、話は戻って、今日お会いしたアンさんは、ブラットフォードで移民に英語を教えるお仕事をされているとのこと。Yukoさんのお友達で、その話を聞いて私がしていた仕事にているので興味があり紹介してもらった。
ブラッドフォードはまさに移民の街で、私はまだ行ったことがないけど話によると白人をほとんど見ないほどだとか。イスラム教徒の女性は宗教的文化的背景もあり、外に出る機会が少なく家にいるため、英語が話せない人も多いらしい。子どもたちはイギリスの学校で英語の教育を受けるのに、お母さんは英語が話せない。そこに親子のコミュニケーションギャップや、宿題を手伝ってあげられないといった問題が出てくる。アンさんはそういうお母さんたちに英語を教える仕事をしているのである。
同じようなことは日本でもまさに起こっている。ブラジルからの労働者とその家族、日本人と結婚したフィリピンやタイなどのお母さんたちもまさに同じような悩みを抱えているのだ。

また、アンさんによると特にブラッドフォードは大きなムスリムコミュニティーがあったりするので、そういうムスリムのお母さんたちは、イギリス社会や文化、仕組み、自分の住んでいる場所などをほとんど知らなかったりするらしい。そんなお母さんたちに英語だけでなく少しでも自分のいるところや社会の仕組みなども知ってほしい、もっと社会に出たり自分の楽しみも作ってほしいということも考えながら、英語クラスをしているという。
それって、私が日本で日本語クラスをしながら考えていたことと一緒だ!日本語クラスは日本語を学ぶだけじゃなくて、外国人と日本人がともに地域で生活する一員としてともに学びながら多文化共生社会を実現していく場になればと思いながらクラス運営を考えていた。
イギリスにも同じような活動があるのだと思って、うれしくなった。

アンさんのおうちはすごく大きな庭があって、きれいに手入れされていて、まさにイギリスのおうちという感じ。いい出会いだった・・・

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